
既知の問題と回避策
管理サーバーのアップグレード / 移行
第 7 章
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• 登録ノード階層。A.08.11 サーバーパッチを適用すると、コマンド opccfgupld -add -subentity は、登
録ノードにまだないすべてのノードを正しいノードレイアウトグループにアップロードすることに注意して
ください。登録ノード階層は、管理サーバーノードを除き保持されます。
• テンプレートのデフォルトと既存の条件
• デフォルトユーザー (opc_adm、opc_op、netop、itop) の主要なデータ
• データベース保守の設定とリセット ( 監査しない、履歴のダウンロード )
• 管理サーバーのリセット ( 監査設定、重複の除外設定、サーバー MSI 設定、同時に実行できる分配の数 )
• トラブルチケットシステムのパスのリセット ( トラブルチケットなし )
必要な対処
-replace オプションを指定してアップロードした場合に問題となるであろうデータは、管理サーバーノードと
すべてのクラスタノードです。したがって、-add -subentity を指定してデータをアップロードしてから、そ
れらの管理対象ノードを除外するという条件で、-replace -subentity を指定してアップロードすることがで
きます。
1. ダウンロードのインデックスファイルをコピーします (<download-directory>/$LANG/*.idx)。たとえば、次
のように行います。
cp /tmp/cfgdwn/C/cfgdwn.idx /tmp/cfgdwn/C/nonodes.idx
2. コピーしたインデックスファイルを修正します。インデックスファイルから登録ノードのセクションを削除
します。削除対象は以下の行から
ENTITY NODE_BANK
ノードデフォルトの前のセミコロン (';') までのすべてです。
;
ENTITY NODE_DEFAULTS *
さらに、CONTENTS * 行があれば、その行も削除対象です。
3. これで、設定をアップロードできます。-index オプション付きで次のコマンドを実行します。
opccfgupld -replace -subentity
例 :
opccfgupld -replace -subentity -configured -index ¥
/tmp/cfgdwn/C/nonodes.idx /tmp/cfgdwn