
既知の問題と回避策
HTTPS 管理対象ノードの実行時
第 7 章
141
HTTPS 管理対象ノードの実行時
1. 症状 QXCR1000217165
ovswitchuser の実行後、ルートディレクトリを変更できない
ovswitchuser を、SUID ビットが ovbbccb に対して設定されていない UNIX 管理対象ノードで実行すると、
次のようなエラーが、ovbbccb の起動のたびに、OVO メッセージブラウザと System.txt ファイルに出力
されることがあります。
ovbbccb (16577/1): (bbc-188) 現行プロセスのルートディレクトリを変更できません。詳細情報は
chroot のマンページを参照してください。
対策
このような動作が見受けられる UNIX 管理対象ノードでは、次のような設定コマンドを使用してください。
ovconfchg -ns bbc.cb -set CHROOT_PATH /
2. 症状 QXCR1000216143
AIX システムの HTTPS エージェントで、日本語パラメータを指定してアプリケーションを実行すると、出
力結果が文字化けする
AIX システムの HTTPS エージェントで、日本語パラメータを指定してアプリケーションを実行すると、出
力結果が文字化けします。
対策
管理対象ノードシステムでのログインシェルは Ksh を使用してください。
3. 症状 QXCR1000189469
Java API ラッパーの opcmsg と opcmon が、Linux プラットフォームでは動作しない
Java API ラッパーの opcmsg と opcmon は、Linux プラットフォームでは動作しません。
対策
現状では有効な回避策がありません。
4. 症状 QXCR1000103564
Veritas Cluster Server が停止していると、ovconfd がエラーメッセージを送信し続ける
ovconfd は、Veritas Cluster Server が停止していると、クラスタノードでエラーメッセージを送信し続け
ます。
対策
a. 次の除外条件を持ったメッセージインターセプタ テンプレートを作成します。
アプリケーション = "OpenView", メッセージ グループ = "OpenView", オブジェクト = "ovconfd"
メッセージ テキストには "(conf-336)" を含める必要があります。
b. このテンプレートを、問題があった Veritas クラスタノードに配布してください。
5. 症状 QXCR1000197215
Windows で opc_op ユーザーとして実行していると、アプリケーションが動作しない
Windows システムでユーザー opc_op として Broadcast のようなアプリケーションを起動すると、以下の
エラーが表示されます。