
既知の問題と回避策
組み込みパフォーマンスコンポーネント (EPC、別名 CODA)
第 7 章
149
組み込みパフォーマンスコンポーネント (EPC、別名 CODA)
1. 症状 QXCR1000139054
OVPM 4.05 と OV Reporter 3.5 には、EPC が HTTP モードで動作していることが必要
組み込みパフォーマンスコンポーネント (EPC) が HTTPS プロトコルを使うように設定されている場合に
は、OpenView Performance Manager 4.05 (OVPM) および OpenView Reporter 3.5 (OV Reporter) は、
OVO HTTPS エージェント上の組み込みパフォーマンスコンポーネントとの接続に失敗し、パフォーマンス
メトリクスの収集ができません。
ただし、組み込みパフォーマンスコンポーネントが HTTP プロトコルを使うように設定されている場合に
は、これらのアプリケーションは EPC と接続ができ、パフォーマンスメトリクスを収集することができま
す。
EPC が HTTP プロトコル、または HTTPS プロトコルを使うように設定されているかどうかを調べるには、
次のコマンドを実行します。
<OV_DIR>/bin/ovconfget coda SSL_SECURITY
<OV_DIR> には、 EPC がインストールされているディレクトリを指定します。
出力結果が ALL または REMOTE の場合には、EPC は HTTPS プロトコルを使うように設定されています。
出力結果が NONE の場合には、EPC は HTTP プロトコルを使うように設定されています。
対策
EPC が HTTP プロトコルを使うように設定するには、次のコマンドを実行します。
<OV_DIR>/bin/ovconfchg -ns coda -set SSL_SECURITY NONE